パール・ディストリクトとノースウエストのブルワリーめぐり

Rogue Aleローグ・ディスティラリー&パブリック・ハウスが作る世界一級のビールやスピリッツで乾杯。

パール・ディストリクトの一角ブルワリーブロックはポートランド初のビール醸造所があったところ。パール・ディストリクトには老舗のブリッジポートや大小のブルワリーが混在し、クラフトビールめぐりにはぴったりのエリアです。

Rick Chung

ポートランドの人気クラフト・ブルワリーで美味しいビールを飲み尽くしましょう。

アップスケールなパール・ディストリクトとチャーミングなノブ・ヒル(ノースウエスト・ポートランド)にはシックなブティックやギャラリー、行ってみたいレストランがいっぱい。ダウンタウンからストリートカーでアクセスも簡単です。パール・ディストリクトの一角ブルワリーブロックは、1860年代にヘンリー・ワインハードがポートランドで初めてビール醸造を始めた場所。パール・ディストリクトには老舗のブリッジポートや大小のブルワリーが混在し、ビールめぐりにはぴったりのエリアです。

1.デシューツ・ブルワリー&パブリックハウスDeschutes Brewery & Public House

セントラル・オレゴンのベンドに本拠を置くデシューツ・ブルワリーは、チョコレートの風味を持つブラックビュート・ポーターBlack Butte Porterやホップの香るミラーポンド・ペールエールMirror Pond Pale Ale、さらにホップの強いインバージョンIPAInversion IPAなどで知られています。この3種類のビールは定番で、他にもポートランドのブルワリー独自の実験的なビールを作っています。スモーク・オイスタースタウトやバードショットISAなどはその一例。エルク(ヘラジカ)の肉を使ったバーガー、ダンジネス蟹のサンドイッチ、クリーミースタウト・ビールを使ったマカロニ&チーズなど、地産地消のビールに合う食事メニューも充実しています。

2. ファットヘッズ・ブルワリー Fat Head’s Brewery

ポートランドのクラフトビールの質と量に圧倒されてしまう他州からの人々も珍しくありません。ファットヘッドの創業者マット・コールはそれを逆手にとりました。オハイオ州に本拠がある同ブルワリーは、中西部の3都市からビール醸造職人を召集し2014年11月にパール・ディストリクトにブルワリーをオープンしました。看板ビールのヘッドハンター、バンブルベリーはオハイオ州で醸造されています。ポートランドに影響され、ここで醸造しているビールにはポートランドの名所「シャンハイ・トンネル」から命名された上海ミステリーエールなどがあります。

3. ローグ・ディスティラリー&パブリックハウスRogue Distillery and Public House

同店では冒険心が必要とされます。チリソースのシラッチャを使ったスタウトやブードゥードーナツとコラボしたレモンシフォン・クルーラー・ビールなど、際物ともいえる変わったビールがたびたび登場するからです。スピリッツ類もおすすめ。併設の蒸留所のツアーもあり、オレゴンらしい材料を使ったスプルース(トウヒマツ)ジンやヘーゼルナッツ・スパイス・ラムなどがテイスティングできます。

4.ブリッジポート・ブルーイングBridgePort Brewing Co.

ポートランドの「ビアバーナ(ビール天国)」の発祥はこのブルワリーから、と言ってもよいでしょう。1984年に創業以来、ホップの強いIPAが市民に愛されているブルワリーです。元は船舶用ロープを製造する工場だった建物をリノベーションしたスペースでは、自家燻製の天然サーモンをつかったチーズサンドイッチやグルテンフリーでビーガン向けのチーズバーガーなど、あらゆる嗜好に合うグルメなパブ料理が人気です。

5.ロンパック・タバーンLompoc Tavern

ロンパック・ブルワリーの5支店で最も歴史があるとともに、一番新しい建物に入っているブルーパブ。ニュー・オールド・ロンパックという名で1993年から2012年まで営業していましたが、建物の改築に伴ってロンパック・タバーンとして新たにオープンしました。どちらの名前を使うにせよ、ホップを潤沢に使ったエールやおいしいパブ料理を出し、サッカーのテレビ観戦をする地元の人々で賑わいます。

6.ラッキー・ラブラドール・ビアホールLucky Labrador Beer Hall [Northwest]

ラブラドールの看板が目印のドッグフレンドリーな店。リッチな風味のブラックラブ・スタウトを生地に大麦粉を使った名物のピザをとともにどうぞ。

×