ポートランド日本庭園

半世紀前にポートランド日本庭園が開園して以来初の拡張プロジェクトは建築家の隈健吾氏が手がけました。

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ポートランド日本庭園Portland Japanese Gardenでは、1963年の開園以来初の拡張プロジェクトが完成しました。同庭園は、池泉回遊式庭園、茶庭、自然庭、石庭、平庭の5つの庭園様式で構成されており、日本文化を学ぶ場として長い間愛用されてきました。今回の大型拡張プロジェクトでは、LEED認証の建築物と新しく7つの庭園スペースを追加、今ある静けさを保ちながら同庭園の文化プログラムをさらに充実させました。

同プロジェクトは建築家の隈健吾氏と同園のキュレーター内山貞文氏が監修をし、2015年秋に工事が始まりました。二人は新しい建物とスペースを日本の門前町をモデルにしてデザインしました。門前町の門は神聖なエリアと世俗的なエリアを分けることが目的であるとともに、年間30万人もの庭園を訪れる人々がより豊かな文化的ができるような場として利用されます。

新しくできた高さ6メートルの石垣は穴太積み(あのうづみ)という伝統的な方法で作られています。茶花庭やオレゴン産の玄武岩を使ったテラスを持つティーハウスでは日本茶と和菓子が供されます。Cultural Villageはクラスやイベント、フェスティバルのためのスペースで、中庭にはカフェ、ギャラリー、ワークショップのスペース、ギフトショップができる予定です。この拡張計画には、新しい団体「日本庭園芸術文化インスティチュート」の設立も含まれており、本部はポートランド日本庭園に置かれます。

隈健吾氏は「このデザインは比喩的な橋を意味しています。米国と日本をつなぐ建築的、文化的な橋です。東洋と西洋をつなぎ、太平洋両岸のデザイナーや職人がアイデアや知識を交換できるようになります」と語っています。