朝食とブランチ

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ポートランドのメジャーリーグのスポーツはサッカーとバスケットボール。それに加えて、「ブランチ」という名の試合が繰り広げられるとポートランドの人たちは言います。人気店は2時間待ちなどという場合もありますが、きちんと列を作って並び、辛抱強くテーブルを待ちます。これは話題のテレビ番組「ポートランディア」のネタにもなりました。そんなにしてまで待つ価値のある朝食・ブランチとは? ぜひポートランダーのお気に入りをお試しください。

マザーズ・ビストロ&バーMother’s Bistro & Bar: この居心地の良いダウンタウンのレストランは、昔のアメリカのママが作ってくれたような朝ご飯の店。コンフォート・フード(ホッとするような食べ物)がコンセプトで、シェフ兼オーナーのリサ・シュローダーが気軽にテーブルに立ち寄っては顧客と会話する姿がしばしば見かけられます。カリッと焼けたフレンチトースト、自家製スモークサーモン等、朝食の定番をぜひお楽しみください。週末のブランチにはリッチなテイストのエッグ・ベネディクトも登場します。 また、「Mother of the Month(今月のマザー)」メニューとして、「おふくろの味」が月替わりで登場。こちらもお薦めです。

スクリーン・ドアScreen Door: イースト・バーンサイド通りEast Burnsideのこの店の行列を見たら、圧倒されるかもしれません。でも、ここの南部料理には期待を裏切られることはまずないでしょう。フライド・オイスター・エッグ・ベネディクトや、スイートポテトワッフルの上に山盛りのフライドチキンといったボリューム満点の一皿を友達とシェアするのもいいアイデア。軽いメニューが好みなら、伝統品種のトマトやピーチのような季節の野菜や果物を使ったスペシャルメニューにトライしてみては。いずれをオーダーするにしても、サイドディッシュとしてプラリネ・ベーコンは欠かせません。

テイスティ・ン・サンズTasty n Sons: (2019年前半にDivision St.に移転予定)インダストリアル・シックなネイバーフッド・レストラン。多彩なメニューは国際色豊かで、たとえばビルマ風ポークシチュー、キムチとライス、イスラエル風シャクシューカのほか、フレンチトーストとブルーベリー・コンポートのようなクラシックなブランチメニューも人気です。一皿を分けられるファミリースタイルの店なので、シェフ、ジョン・ゴーハムの得意料理をいろいろ試すことができます。6種類もの特製ブラッディマリーが用意されており、ブランチをカクテルとともに楽しむこともできます。このレストランの兄弟店、ダウンタウンのテイスティ・ン・アルダーTasty n Alder では、韓国風フライドチキンのフライドエッグ乗せ、ポテト・ブラバスと半熟目玉焼きなど、創作料理で食通を惹きつけています。

ザ・カントリー・キャットThe Country Cat: シェフのアダム・サッピングトンはポートランドにおける肉料理のパイオニアで、 家庭的なブランチメニューが人気です。ローカル産のポーク、ラム、ビーフを自家製肉し、ファーマーズ・マーケットで厳選された素材を使い、メニューは絶えず変わります。もちろん、定番料理のウースターシャー・グレービーのかかったチキン・フライド・ステーキと自家製ベーコンもお薦めです。

ティン・シェッド・ガーデン・カフェTin Shed Garden Café: 一見、掘っ建て小屋のようですが、アルバータ・アート地区になくてはならない存在のお店。ふわふわのビスケットにアップルウッド・スモークベーコンのグレービーをたっぷりかけた一品や、カリカリのポテトケーキに放し飼い鶏の卵、たっぷりの有機野菜など、とてもボリューム感のある料理を出しています。ガーデン席には屋外暖炉もあり、犬連れOKの楽しいレストランカフェです。

パイン・ステート・ビスケットPine State Biscuits: ノースカロライナ風のバターミルクビスケットとグレービーのファンを夢中にさせている店。ここの究極の一品はレジー・デラックスReggie Deluxeで、フライドチキン、チーズ、卵、ベーコンに、ソーセージまたはマッシュルームのグレービーがたっぷりとかかったビスケットのサンドイッチです。 Alberta St.店のほか、ポートランド州立大学のファーマーズ・マーケット内のカート、Division Street店、ノースイースト地区にはテイクアウト窓口もあります。

ブローダーBroder: サウスイーストのディビジョン・クリントン地区にある可愛い小さなカフェ。鉄製スキレットで提供するスカンジナビア料理が楽しい店です。aebleskivers(カリッと揚げたゴルフボールサイズのパフボールとリンゴンベリージャム)、またはbords(自家製スモークフィッシュ、サラミ、チーズ各種に、くるみパンと季節のフルーツヨーグルト添え)などはいかがですか?

ビジュー・カフェBijou Café: オレゴン・コースト産のオイスターを使ったハッシュは、ポートランド名物の一つ。ネターツ湾産のオイスターにコーンミール粉をまぶし、薄切りオニオンとポテトを一緒にソテーします。ダウンタウンに昔からあるこの店で、ブリオッシュのフレンチトーストや、ふわっとしたオムレツと一緒に熱々の産地直送のペルー産コーヒーをどうぞ。

ビーストBeast: 豪華なブランチならノースイーストのビーストBeastへ。完全予約制の日曜ブランチは、ぜひ一度は体験したいもの。シェフ、ナオミ・ポメロイの4コース料理を大テーブルで頂くスタイルはポートランドらしいシーンの一つです。メニューは週ごとに変わりますが、季節により、メープルシロップ漬けベーコンと桃のクレープやレモン・シフォンケーキとハックルベリーなどがデザートに。フレンチ・プレスで淹れたコーヒーもなかなか。

ザ・オリジナル・パンケーキ・ハウスThe Original Pancake House: 全米に100軒以上あるパンケーキ・チェーン店の一号店。1953年にオープンしました。東京、大阪、福岡にも支店があります。パンケーキやワッフルといったシンプルな料理も手を抜かず、ふんわりと美味しく仕上げ、ホイップクリームや新鮮なフルーツを添えています。自慢の一品「ダッチ・ベビー」はグラニースミス・アップルとシナモンのグレーズのかかった途方もなく大きなパンケーキ、一人では食べきれないほどのサイズです。

スラッピー・ケーキSlappy Cakes: この人気の朝食スポットは、ポートランドのDIY文化を取り入れて客が自分でパンケーキを焼ける店。各テーブルにはグリル用鉄板がはめ込まれており、パンケーキの種やトッピングを、ラベンダーハニー、チョコレートチップ等、いろいろなセレクションから選ぶことができます。楽しく家族連れにはぴったりのレストランです。唯一の欠点は、自分で焼くパンケーキ以外のメニューにもおいしいものが沢山ありすぎて、パンケーキを食べるお腹の余裕がなくなってしまうこと。

(updated Jan. 24, 2019)