セントラル・イーストサイドのアクティビティ

独特なインダストリアルな雰囲気は、蒸留所の集まる「ディスティラリー・ロウ」にぴったり。マイクロ蒸留所があらゆる種類のスピリッツを生み出しています。

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かつての倉庫街は今、トレンディで刺激的な地区に様変わりしました。水辺に親しみ、新しい食を作りだす人や新しいことに積極的な人々が集まります。

子どもも大人も楽しめるオレゴン科学産業博物館 OMSI (Oregon Museum of Science and Industry)。ウィラメット川の東岸に位置するこの博物館はストリートカーとMAXオレンジラインで簡単にアクセスできます。いつも人気の4階層ムービーシアターをはじめ、大型巡回展、また、レトロなビデオゲームからナノテクノロジーなどの特別展示も要チェックです。鉄道ファンが見逃せないのがオレゴン歴史鉄道博物館 Oregon Rail Heritage Centerです。3台の蒸気機関車ほか、鉄道の歴史を語る展示物が並びます。

OMSIの横を走る全長2キロ半のベラ・カッツ・イーストバンク・エスプラネード Vera Katz Eastbank Esplanadeは、サイクリングやジョギングをする人のための遊歩道。途中、366mに渡るフローティング・ウォークウェイ(全米最長の浮き歩道)をゆっくり散歩しつつ、ウィラメット川沿いのダウンタウン全体を見渡す景色を堪能しましょう。この遊歩道はさらに全長32Kmものスプリングウォーター・コリドー・トレイル Springwater Corridor Trailにつながっています。

セントラル・イーストサイドの独特なインダストリアルな雰囲気は、蒸留所の集まるディスティラリー・ロウ Distillery Rowにぴったり。地元産のチェリーから造るブランデーやバレルエイジドのバーボンまで、複数のマイクロ蒸留所があらゆる種類のスピリッツを生み出しています。

廃校になった高校の築百年の校舎が830席のシアターに生まれ変わりました。レボリューション・ホール Revolution Hallは有名ミュージシャンのパフォーマンスはもちろん、話題のテック・カンファレンスの会場になったり、ラジオ番組の収録にも使われています。全米に知られるスタンダップ・コメディアンをフィーチャーし、毎週オープンマイクやコメディバトルを繰り広げるのがヘリウム・コメディクラブHelium Comedy Club。客席275席で、どの座席からもステージから程近く親密な雰囲気で、お笑いを楽しめます。

ピップス & バウンス Pips & Bounceはまさにピンポンの殿堂。競技用の卓球台10台と数百のラケットがそろい、何とスタッフが球拾いまでしてくれるのです。地元産のスモーク・ソーセージなどをつまみながら、ポートランダーに混じって思い切り汗を流してはいかがでしょう。同じ建物の一角には、グランドセントラル・レストラン&ボーリングGrand Central Restaurant & Bowling があります。昔のボウリング場がパワーアップ。ピンの倒れる音やレトロなゲームマシンの音に混じって、巨大なスクリーンにはB級映画やミュージックビデオが映し出されます。エアホッケー、ビリヤードに興じるのもいいでしょう。レーンには座り心地のよいソファを設置。おつまみやモヒートを注文して一服するのもいいでしょう。

旅先でもやっぱりカラオケ!という人は ボイスボックス・カラオケ Voicebox Karaokeへどうぞ。アメリカで唄うのに遠慮は無用。プライベートな防音の個室カラオケならぐっとリラックスできます。日本の歌本もあるので、ポートランドで夜明けまでサザンを唄いまくるのも一興です。歌のお供にはピタ・ピザやテータートッツ・ナチョスなどのおつまみでエネルギーを補給。クラフトビールはもちろん、日本酒カクテルまで取り揃えています。

ライブ音楽も充実。ダグファー Doug Firとホロシーン Holoceneは定番べニュー。 サンドイッチ店に併設のバンク・バー Bunk Barは様々なジャンルのバンドが登場し、ピンボールもある親密なお店です。